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アナログ、デジタルの境目その先に…
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すっかり暖かくなりまして虫屋の皆様もいよいよ出番というわけですか!

スギカミキリを簡単に採集できる方法があるとかで以前から気になっていた方法を試してみました。
DSC00509.jpg


その方法はごく簡単なもので、でこぼこして柔らかいトタン板などを杉の木の周りに巻きつけ、夜に行動している
スギカミキリが昼間にその隙間に入って休んでいるところを捕まえるというものです。



私は今回、トタン板のかわりに梱包用のダンボール紙をつかってみました。     少々隙間となるところが小さいかなぁと思いっつ、6枚のダンボールトラップをしかけました。


トラップを仕掛けてから5日後、期待と不安をむねに祈るような気持ちで1つ目をめくってみると・・・・

『何じゃこれわー』  おもわず身をのけぞって恐怖に身を震わせてしまいました!

そこには大量のゴキが、かさかさと音を立ててうごめいていたのです。  (この写真の裏です!!)

う~んこんなはずでは、と思い残りのトラップもみてまわりましたが、残り4カ所はなんにもいませんでした。  残り1つは~・・・  う~んまた恐怖。

落ちは、ちょっとした怪談のようになってしまいましたが、お口直しに本物のスギカミキリ の画像を甲虫採遊記の るどるふ氏が撮影されたきれいな写真をご覧ください! 010520_sugi2.jpg                         

背中の黄色い斑点がとてもかわいく前胸のしわしわもかっこいいですね!(るどるふさんありがとうございます!)

来年はリベンジをかけてまたスギカミキリのトラップ採集 を今回の失敗を踏まえてまたやりたいと思います。

写真のリンク(http://www.wrass.co.jp/log/kamikiri_
PCTlist3.html

るどるふ甲虫採遊記 2001年度(福島県 カミキリ編-1-)より
bannar_5.jpg








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DSC00437.jpg


















ゴールデンウィークの日曜日、今年最初の昆虫採集に行ってきました。        9時半に出発して、土浦方面から6号線を通って一路筑波山の西側を目指しました。
途中、何箇所か渋滞している箇所もありましたが、2時間弱でポイントに到着。  

なんだかいつもとは雰囲気が違っていて、山の中なのにギターの音が爆音でこだましていた。
近くに行ってみると、おやじさんたちがベンチャーズのコピーバンドをやっていました。   ギャラリーがほとんどいないのにがんばってやっておられました!

話しは変わって、ことしの春は寒かったらしく、いつもなら咲いているヤマツツジがまだ咲いていなくて、花をホストにしているエグリトラカミキリも他の花に少しだけ見られたくらいで、今年はだいぶ遅れているようです。

ポイントを移して、一路北のほうへ移動。            加波山のあたりで数年前に美麗なハンミョウを捕まえたポイントへ。       記憶を頼りにそのポイントを探しましたが、以前と変わってしまったのか、ハンミョウが好む日当たりの良い、土が露出した斜面を探しましたが、前とは変わってしまったようです。

仕方がないので適当に側道をいくつか周ってみると、けっこうすばやく動く影が前方に飛び立つのが見え、急いで網をひろげて、そおっと近づき目を凝らしてコンクリートの斜面を見ると『おっ、ハンミョウだ!』 思わず口から言葉が出て脳内麻薬がでて興奮もレッドゾーンへ。

落ち着いて、かつすばやく網をかけて ・   『よっしゃ、捕まえた!』  DSC00443.jpg



















アイヌハンミョウのようです!
これだけでも今日の採集は嬉しかったです。       

筑波山を後にして、6号線の来た道を戻る。     JWave、5時からのサウジ・サウラーテをきもち良く効いていたら、パーソナリティーは滝川クリステルだったので、ちょっと驚き。      色っぽいですね!

その脚で、近所のクヌギの木をみて、毎年いるやつがどうかなぁ?と見てみると、いましたエーリアンのようなヨコヅナサシガメが。DSC00448.jpg



















以前から不思議に思っていたのですが、黒い個体にまじって赤みがかった個体が10匹中1匹ぐらい混じっているので、なんだろうかと思っていたところ、赤っぽい個体を採集して丸1日ほど放って置いたところ、黒く色が変わってきました。

おそらく、脱皮したての個体は未成熟のため甲羅が赤くなっていたようです。   な~んだ、シャア専用とかで
他の個体より3倍強いとかではなかったのか~(笑)

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DSC00421.jpg



















こんにちは。  購入してから二年余りたってしまいましたが、こつこつと暇を見つけては作り続けてきた、Aトール (ファイブスターストーリーズ『FFS』に登場するモーターヘッド『MH』というロボット) が何とか日の目を見る事が出来ました。

DSC00408.jpgDSC00427.jpg














ボークスの組み立てガレージキットです。 MMで多少ですが可動します。 無理なポーズをつけると、中身が
レジン詰まっているので関節がへたってしまい転倒しますOTZ!  残念!!

設定では、戦車のようなつや消しのカーキ色のような感じでしたが、FFSの世界では玉虫色だとか、金、半透明とか、まるで昆虫のようなカラーリング、設定のMHとかあるようなので、こんな感じのコガネムシのような金属光沢の塗装もありかなと思い、メタリックグリーンにしてみました!

話しが少し変わりますが、FFSの作者の永野護氏はそうとうなプログレマニアのようでして、MHの名前にもプログレバンドの名前が数多く使われているようです。

アトールというバンドも私は聴いたことがないのですがあるようです。    ちなみに、FFSに登場する運命の三女神を扱った曲も、エマーソン・レイク・パーマーというけっこう大御所のプログレバンドのファーストアルバムのなかに入っていて、全体的にもけっこうかっちょいいアルバムです。

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DSC00403.jpg

























f89270fe.jpegようやく、2月の半ばからやっていたミヤマクワガタのモデラでの切削作業が終了しました。

思い起こせば、脚の部分のABSを使った切削では、2本も1ミリのエンドミルを折ってしまい、胴体の切削でも切削面をあやまって深く設定してしまい1本、計3本のミルをダメにしてしまいましたOTZ!

それにもなんとかめげることなく立ち直って、2ヶ月と一週間あまりでやっと彫り上げる事が出来ました!!

今までに3体のコガネムシを切削しましたが、その時は1本もミルを折る事が無かったので、今回はかなりてごわかったです。

設定を以前は仕上げ走査線でしたが、なぜか折れる事が無かったのに、今回は何本も追ってしまいそれまでの走査線でやるのが怖くなって、今回は3~4倍時間のかかる反面、ミルにふたんのすくない安全策の等高線で地道に仕上げ作業をしました。

もしかしたら、モーターが寿命でパワーが落ちたために、ミルにかかる負荷が大きくなってきた・・・?のでおれてしまったのかなぁー?とか後から思ったりしています。

まあさておき、上のクワガタの大顎ですが、型枠に収まった姿はさながら現代美術のスカルプトのようでけっこう気に入っています!

まあ、ここで1年あまりモデラで切削してきてお役に立ちそうな小技というかちょっとしたことですが、皆さんの何かのお役に立てばと思いいくつか載せておきます。

これは友人のORITA氏から教わった事ですが (いつもお世話様です!) Z0を正確に出すために材料をすこしツールの原点から1.5~3ミリほどはみだしてワークス台にのせて、ツール落とし (up,dounボタンで適当な高さまでミルを適度な高さまでおろして、ミルを固定しているイモねじを緩めて材料の上の面に落としてやりz0を出す方法)で調節e5b2b070.jpeg
db6e9db0.jpeg


















ツール落としの際、カバーが邪魔でイモねじを緩めるのに苦労するので、メーカーではあまり進められてはいないようですが、カバーのスイッチのところに上の図のようにプラ版とうでスイッチを入れた状態にしておくと、あまり苦労することなく、容易にイモねじを緩めたり締めたりできます。

この方法で切削している状態を良く見たいときなどにも使えます。

それと、ちょっとした工夫ですが、今回やってみてけっこう使えた方法です。
A面(表面)は底の面があるのでツールの有効長(ミルが届いて削れる深さ)は大体ミルを荒削りしたものにあてがえば分かるのですが、B面(裏面)はミルの切削面がすでに削られてしまっていてない状態なのです。   

そこで真鍮線 (プラ棒でもアルミ棒でもかまいません) で設定してある切削面から底の捨て板までの長さにミルの有効長をたした長さをマーカーなどで印をつけて、その真鍮線を材料にあてがえば切削可能なふかさがおおよそ分かると言うわけです。

SRP PLAYERではこの手間がいらないのかなぁー?とか思っていますが、金欠の私としてはMP4でしばらくやっていかないといけないのでシンプルですが使えるやり方です。

最近になって知ったのですが、モデラでの4面切削とかもやっていらっしゃる「東工房日記」の東さんのブログとかもなにかとさんこうになりそうですのでリンクを張っておきます。   http://higashikoubou.blog.shinobi.jp/TrackBack/245/

東さんはプロの原型師で、ご自分でMDX-15(私と同じモデラです)の治具なども作っていらっしゃってそのままではないですが私も参考にさせていただいています。

東さんも含めて、最近ではみなさん、出力サービスのほうを利用しているみたいで、私のほうもモデラを買って1年ほどですが、なにかと手間の掛からない出力サービスを近じかどんな感じか利用してみようかと思ってます。

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かなり久々の更新です。

ミヤマクワガタの切削をまだやっておりました。   今回はクワガタの頭部のパーツ分割のやりかたをざっとですが私のおぼえがき程度に紹介します。

前回少し触れた3Dcoatを使ってのブーリアンもとてもパーツどうしのすり合わせに便利なので少々使います。

まず、メタセコで作った頭部をオブジェクト⇒曲面、ミラーのフリーズを使って面を細かく分割して、メタセコ上で視点をF1で真横視点、ortho表示して、輪投げ選択とうで形状に合わせて選択、 直線で選択しても良いのですが、後から、キャストに起こして組み立てる際、合わせ目が直線よりも形状にあわせた曲線のほうが自然でめだちにくいので曲線で分割する事にします。

曲線で選択したものを新規オブジェクトにして別にしてやります。  このままだとパーツを切断した所が穴になってしまっているので この穴をふさぎます。

方法は選択部処理 ⇒ Outline Select ⇒ 選択部処理 ⇒ 穴を閉じる、と言う流れで上下ニ面をこの方法で処理します。

その後ZBrushとうで細かい箇所に手を入れてから3Dcoatにもっていってブーリアン処理をしてパーツ同士のすりあわせをしてやります。
aae2617a.jpeg
























すり合わせをした状態のものが上の図になりますが、ちょうどすり合わせしてへこんだ箇所を撮ったものを撮り忘れてしまっていたためあまり参考にはなりませんが、まあこのような感じです。

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MUSHIBUCHI (渋谷 明弘)
性別:
男性
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造形屋さん
趣味:
アウトドア 昆虫採集 お絵かき
自己紹介:
昆虫、メカ、クリーチャーなどの模型をCG(ZBrush 3D-coat Rhinoceros )などを主に使って制作しています。 

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※現在、可動昆虫の販売は諸事情ありましてワンダーフェスティバルのみとさせていただいております。 まことに勝手ながらその事に関するお問い合わせはご遠慮ください。※また、ブログ内の画像を無断で使用することはお断りいたします。
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