アナログ、デジタルの境目その先に…
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ようやく、2月の半ばからやっていたミヤマクワガタのモデラでの切削作業が終了しました。
思い起こせば、脚の部分のABSを使った切削では、2本も1ミリのエンドミルを折ってしまい、胴体の切削でも切削面をあやまって深く設定してしまい1本、計3本のミルをダメにしてしまいましたOTZ!
それにもなんとかめげることなく立ち直って、2ヶ月と一週間あまりでやっと彫り上げる事が出来ました!!
今までに3体のコガネムシを切削しましたが、その時は1本もミルを折る事が無かったので、今回はかなりてごわかったです。
設定を以前は仕上げ走査線でしたが、なぜか折れる事が無かったのに、今回は何本も追ってしまいそれまでの走査線でやるのが怖くなって、今回は3~4倍時間のかかる反面、ミルにふたんのすくない安全策の等高線で地道に仕上げ作業をしました。
もしかしたら、モーターが寿命でパワーが落ちたために、ミルにかかる負荷が大きくなってきた・・・?のでおれてしまったのかなぁー?とか後から思ったりしています。
まあさておき、上のクワガタの大顎ですが、型枠に収まった姿はさながら現代美術のスカルプトのようでけっこう気に入っています!
まあ、ここで1年あまりモデラで切削してきてお役に立ちそうな小技というかちょっとしたことですが、皆さんの何かのお役に立てばと思いいくつか載せておきます。
これは友人のORITA氏から教わった事ですが (いつもお世話様です!) Z0を正確に出すために材料をすこしツールの原点から1.5~3ミリほどはみだしてワークス台にのせて、ツール落とし (up,dounボタンで適当な高さまでミルを適度な高さまでおろして、ミルを固定しているイモねじを緩めて材料の上の面に落としてやりz0を出す方法)で調節
ツール落としの際、カバーが邪魔でイモねじを緩めるのに苦労するので、メーカーではあまり進められてはいないようですが、カバーのスイッチのところに上の図のようにプラ版とうでスイッチを入れた状態にしておくと、あまり苦労することなく、容易にイモねじを緩めたり締めたりできます。
この方法で切削している状態を良く見たいときなどにも使えます。
それと、ちょっとした工夫ですが、今回やってみてけっこう使えた方法です。
A面(表面)は底の面があるのでツールの有効長(ミルが届いて削れる深さ)は大体ミルを荒削りしたものにあてがえば分かるのですが、B面(裏面)はミルの切削面がすでに削られてしまっていてない状態なのです。
そこで真鍮線 (プラ棒でもアルミ棒でもかまいません) で設定してある切削面から底の捨て板までの長さにミルの有効長をたした長さをマーカーなどで印をつけて、その真鍮線を材料にあてがえば切削可能なふかさがおおよそ分かると言うわけです。
SRP PLAYERではこの手間がいらないのかなぁー?とか思っていますが、金欠の私としてはMP4でしばらくやっていかないといけないのでシンプルですが使えるやり方です。
最近になって知ったのですが、モデラでの4面切削とかもやっていらっしゃる「東工房日記」の東さんのブログとかもなにかとさんこうになりそうですのでリンクを張っておきます。 http://higashikoubou.blog.shinobi.jp/TrackBack/245/
東さんはプロの原型師で、ご自分でMDX-15(私と同じモデラです)の治具なども作っていらっしゃってそのままではないですが私も参考にさせていただいています。
東さんも含めて、最近ではみなさん、出力サービスのほうを利用しているみたいで、私のほうもモデラを買って1年ほどですが、なにかと手間の掛からない出力サービスを近じかどんな感じか利用してみようかと思ってます。
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domodesu
さらっと見させて頂きましたが。。。。かなり面白いです。楽しそうで羨ましいかぎりです! 近いうちロッカーに菊水ぶち込んでおきますヨ”〜 心より応援しております。かぶとむしとか型も色も素敵ですね〜 これからもどうぞ宜しくお願いしまっす!
kikusuiさんお返事ありがとうございます。
どうもいつもお世話になっています。 kikusuiさんもそろそろ3DCGをはじめて見ると良いと思います。 たのしいですよ!
最近だと立体でかなり安く3Dノデータを出力サービスしてくれるところとかがあって、面倒な手間とかかなりなくなってきているようです。
これからもよろしくお願いします!
最近だと立体でかなり安く3Dノデータを出力サービスしてくれるところとかがあって、面倒な手間とかかなりなくなってきているようです。
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プロフィール
HN:
MUSHIBUCHI (渋谷 明弘)
性別:
男性
職業:
造形屋さん
趣味:
アウトドア 昆虫採集 お絵かき
自己紹介:
昆虫、メカ、クリーチャーなどの模型をCG(ZBrush 3D-coat Rhinoceros )などを主に使って制作しています。
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※現在、可動昆虫の販売は諸事情ありましてワンダーフェスティバルのみとさせていただいております。 まことに勝手ながらその事に関するお問い合わせはご遠慮ください。※また、ブログ内の画像を無断で使用することはお断りいたします。
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