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アナログ、デジタルの境目その先に…
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DSCF0252.jpg






















いまさらという感はありますが、遅まきながらワンフェスの展示風景をアップ。

少々最近、夏ばて気味かお疲れという訳でもないのですが、顔出ししようか・・・、ほかの人の顔にもぼかしいれたほうがいいのかなぁー?とか考えましたが、出しておきます!( 髪長くておばはんみたい [苦笑] )

まあ、暑いのは大丈夫だったのですが、ワンフェスの準備におわれて今年は全く虫捕りにいけませんでした。
来年からは冬だけ参加して、夏は採集三昧と行きたい所ですが、それだと一年に一回の発表になってしまうし・・・う~ん、考え中です。

DSC00676.jpgDSC00674.jpg
















什器(棚)
とか今回やってみてごらんの通り少々展示品が見えづらかったので次回はもう少し工夫しようかと思います。
商品を買って下さった方々、ありがとうございました。   まだ、キットの出来も発展途上ですので、長い目で見ていてください。                                  次回、版権物をためしに作りたいと思います。
昆虫もまだまだ余っていますので無くなるまでは販売します!(苦笑)

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DSC00706.jpg
お暑い日が続いていますがていますが、ようやくPCの環境が復旧してきて、ブログもまともに再開できるようになりました。   ワンフェスで商品を購入していただいた方にも、ようやく作り方などをおつたえできます。

まず、クワガタの足先のやもえず湯口がついてしまいました箇所ですが、こちらに原型の足先の画像をアップしておきますので参考にしてください。DSC00698.jpgDSC00700.jpg









デザインナイフと180番、240番くらいの紙やすり、耐水ペーパーで整えると便利です。

それと、脚と胴体の付け根部分はアルミ棒(2ミリ)を使って軸打ちしておくと、強度が上がり後々ポーズを変更するときに接着し直す手間がなくなってよいでしょう。

DSC00702.jpg左の画像は後脚ですが、細すぎて穴を開けようとすると簡単に貫通してしまいますし、厚さも薄いのでアルミ線(2ミリ)を曲げて微調整しようとすると容易におれてしまいました。

そこで多少、強度を上げる方法としてアルミ棒を固定するときに使うエポキシ系接着剤をこのようにかなりはみだしぎみに盛ってやるとか考えました。  胴体のほうの入り口のあたりは、盛ったのにあわせてリューターやドリルで少しえぐってみてください。

展示品では、運搬上壊れないように大あごはエポキシ系の接着剤でしっかり固定してしまいましたが、すこし手を入れれば可動するようにもできます。  腕に自信のある方は挑戦してみてください。2ce76e0d.jpeg

また、大きな気泡はポリパテを使ってもいいのですが、わたしは固まるのを待つのが面倒ですし、パテだと強度が弱いので、キットに入っているランナーを使って気泡の処理をしています。

やり方は。キット本体の気泡部分をおおきく楔形にえぐってしまい、そのえぐった箇所に大きさをあわせたランナーなどのキャスト片を瞬間接着剤で固定、くっついたらデザインナイフ、紙やすり等で形に合わせて整えてあげる。
5分くらいで行けます!

小さな気泡は、ドリルなどで大きくえぐってあげて、プラモのランナーやプラ棒を火であぶって細く加工したものを使って埋めてやるとよいでしょう。


DSC00710.jpgDSC00711.jpg












DSC00715.jpgDSC00713.jpg














上の四枚、クワガタとコガネムシの触覚、口吻の位置を参考にしてください。   こちらもピンバイスとうで穴を開けておくと固定したときにしっかり付いてくれます。     また、前脚はクワガタもコガネムシも多少軸打ちしたアルミ線が見えるくらい、上半身を持ち上げるようにポージングするとより生き生きとした感じでよいでしょう。
 
塗装ですが、クワガタの場合上のような物を大体使っています。  ここには載せませんでしたが、ガイアカラーのレジンウォッシュ(グリーンのポリ容器)とか使うと、結構らくちんでした。  

レジンの脱脂、下処理は時間をかけてやったほうが後々、塗料が剥落するのを防いでくれます。
レジンウォッシュがなくても中性洗剤に3日間くらい浸しておいて、ジフなどクレンザーで表面に細かく傷をつけるように洗うと、塗料の食いつきが良くなります。    このとき細い形状のパーツを折らないように気をつけてください。

一通り洗い終わったら、いよいよ塗装。  下地はソフト99のプラサフで。  これ以上食いつきが良く、お買い得なものは在りません!   細かいところに吹くには缶のままだとドバーっとでるので塗料用の容器に噴出して原液を取り出したものをエアブラシで吹いてあげましょう。   薄めるのはホームセンターで売っているラッカーシンナーでできます。

DSC00708.jpg本塗装ですが、フィニッシャーズのクロームシルバーを全体に薄く、その後アウトラインや脚、触覚、大あごコガネムシの角の末端などは濃いめでフィニッシャーズのウエスブラック(MRでも
ガイアカラーのブラックでもかまいません!)
いはゆるマックス吹き(?)
ライトガンメタルとかも使ってみてもよいかも


薄めに何度もブラック、吹いてゆくと失敗ないです。 失敗しても銀を上から吹いて修正すれば問題ないです。  あせらず気長に、これ塗装の基本です。

ここまではコガネムシもクワガタも大体一緒です。  クワガタのほうが仕上げを考えて多少色濃い目でしょうか。

クワガタを例にここからは。  クリアレッドをかなり薄くといたものをエアブラシで吹いてゆきます。  私のコンプレッサーはかなり非力ですが、細かいものを塗装するのに丁度良いです。
圧力2キロとかも出ていないかもしれません。  エアブラシの口径は0.2ミリです。

クリアレッドに粘度調節のために更にプレーンのクリアとか入れると吹いたときに調節しやすいかもしれません。  クリアレッドを全体的に吹いて、隠し味的にクリアオレンジも明るいところに少々吹いてみると良い感じです。

エアブラシ作業はやり直しが結構利くので、少々失敗してもまた銀を吹いて、黒を吹いて修正ができるので納得行くまでやってみてください!      ガイアカラーのクリアブラックとか純色とか結構メタリック塗装のクリア系の色の代わりに重宝して使えます。       いろいろ試してみるのも面白いです!

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DSC00641.jpg
ようやく半年ほどかけて作っていたミヤマクワガタの原型が出来上がりました。

今回、モデラを使って立体データを彫りましたが、おおあごや前胸(頭の所)の角ばった箇所が気に入らず、彫りあがったものに、パテ盛りしては削って納得できるまで手を入れました。

時間はかかりましたが良く仕上がったと思ってます。    まあ、問題はこの後のキャストでの複製で、脚や触覚などの細い所をうまく液が回ってくれるかどうか、まだまだ気を許せません。

DSC00635.jpg大顎の先から後ろ足の末端までの大きさを測ってみたところ、230ミリくらいありました。  う~ん自分で作っておきながら大きい!















DSC00636.jpg裏面、モデラで彫り上げてほとんどそのままです。

ちょっとグロでしょうか!?
















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梅雨に入って、とてもだらだらやっています。  

もう、ワンフェスの準備であわててやっていなくちゃいけない時期なのだけれども、こうじめじめしているとじっとしているだけでも体力消費してやる気を出すのも一苦労というかんじです。

hoshibeni.jpgそれはそうと、虫屋にとってはいちばん昆虫たちが動き回っていて一年をとおして活動の活発な時期ですね。

暇を見つけてこつこつやっています。

二週間ほど前に近所のポイントでホシベニを見かけたので撮っておきました。

このポイントで二回ほどホシベニは捕まえたことがあったので、今回は撮影のみ。

触覚を交差して突き出してどうやら威嚇しているようです。  かわいい!




atojirosabi.jpgもう一枚おまけにアトジロサビカミキリ
、あずきくらいの大きさの地味めなカミキリですが、お尻の白いのがチャームポイント、鳥糞に擬態しているようです。

そして先ほど、6/27、夜8時過ぎ、前々から下見をして栗の木に産卵痕を発見。 
その箇所をすっかり暗くなってから見回る。

木の上3m位の所に長年会いたかった奴が背中を下に向けて幹にちょこんといました!

背中の白い斑点、堂々たる巨体、間違えなく奴です!

ライトを当てて、そっと網をかぶせました ・・・ が直前で大きな羽音をたてて逃げられました。

気を取り直してあたりを調べてみると、別の幹にもまだ新しい産卵痕が、
ちょっと引き気味にその木の枝のほうに目をやる。    すると葉っぱかな?と思ったが良く見ると、街灯の光を背景に塊に触覚が何本かにょきりと出ている。      さらによく見ると、シロスジのペアが交尾をしている最中だった。                    幸い警戒している様子も無く難なく伸ばした網に収めることが出来ました!!sirosuji.jpg




































30年ぶりくらいに見たシロスジカミキリはやたら大きく感じられて感無量です。

いいことがあったので、ワンフェスの準備も気を入れなおしてがんばれそうだ!

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DSC00616.jpg知っている方も多いと思いますが、ガレージキットの原型などで使う 『だぼ穴』 のあけかたを2通り、簡単に紹介します。

まずひとつ目が、パーツ同士を瞬間接着剤とうで固定して、上下ふたつのパーツをその状態のままドリル、リュター、ピンバイス等で串刺しにしてしまう方法。

この方法が一番、狂いが出にくい反面、後で外側の所のプラ棒とモノとが接触している箇所を修正しなくてはいけないのが少々てまです。





DSC00618.jpgもう一つは、2つのパーツの片方にプラ棒、真鍮線などをその棒のサイズに合わせた穴を開けて固定します。

そうして、もう片方に大き目の穴を開けて、その穴にエポキシパテ等を適量詰め込んで、パーツ同士をぴったり合わせる方法。

合わせるとこの時、余分なエポパテがじゃましてパーツ同士に隙間が出てしまうのではみ出したものは取り除いてください。


また、プラ棒とエポパテがくっ付いてしまうのを防ぐのに、キャストなどのかたどりに使う離型剤を吹いておくのをお忘れなく!

吹かないと後でくっついて泣きを見ます。













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MUSHIBUCHI (渋谷 明弘)
性別:
男性
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造形屋さん
趣味:
アウトドア 昆虫採集 お絵かき
自己紹介:
昆虫、メカ、クリーチャーなどの模型をCG(ZBrush 3D-coat Rhinoceros )などを主に使って制作しています。 

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※現在、可動昆虫の販売は諸事情ありましてワンダーフェスティバルのみとさせていただいております。 まことに勝手ながらその事に関するお問い合わせはご遠慮ください。※また、ブログ内の画像を無断で使用することはお断りいたします。
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